雲の中を散歩

その笑顔に騙されっぱなし

二十日鼠と人間 東京グローブ座 18年10月25日18時30分

観る前からぜーーーったいこういう内容じゃないよな……と思いながらアクスタ買って「二十日鼠と人間」を観てきた。グローブ座はシルバースプーン以来だから5年ぶり?行きやすくて好きだ。席も一階席で見やすくて、双眼鏡もあまり使わなかった。双眼鏡使うのに事前申請が必要なの初体験だったからびっくりした。

物語は、これはこうなるなって悪い方向にばかり進んでいく、ある意味予想通りで…健くん…。
他人事ではない題材だから、変に考えれば考えるほど絶望に近づくけど、そうじゃない道を共に進むために私たちは働いているんだよなと。
健くんのお芝居は,最初怒鳴ってばかりだったときにはどうかなと思ったけど、2幕の後半に向けて溜めたものがじわじわ効いて発露していくのがよかった。ラストの表情が胸に迫る。

姜暢雄さんの良い男役のはまりっぷりが抜群だったのと、花乃まりあさんの声が好きだったな。2名によるカントリー調の生演奏が贅沢でした。

健くんが最後に章平さんに抱えあげられお手振りしていったのでちょっと救われた。