雲の中を散歩

その笑顔に騙されっぱなし

神戸新聞の7日間

冒頭40分録画しそびれてしまった上、途中からのリアルタイム視聴ですが。
ドキュメンタリーだけではなかなか興味を引かれない世代、震災を知らない年代にも見てもらえるようにということで翔くんがこの役に起用されたのだと捉えています。そして自分もその年代。今朝のニュースでも「忘れないで」というメッセージが刻まれた追悼のろうそくが映っているのを見ました。自分の周りにも被災された方がいるんだなってことがあまりピンときてなかったことに気づかされ、反省。現実はドラマ以上にもっと痛みを伴うものだったろうし、メディアの正当化じゃないかって意見もあるだろうけど、人々の思いを風化させないための意義のあるドラマだったなと感じました。視聴者や読者を「受け手」で終わらせず、その一歩先を考えさせるものに強く引かれる。そればかりを考えてはいられないけれど、その時間は生きてく上で大事にしたいもの。“終わり”なんてないんだよなあ。いつ自分に降りかかることかわからないのを忘れずに、無力感だけ感じてあきらめないようにしたい。
何もしないよりはずっと良いと思ったので、ユニセフのハイチ義援金に振り込んできた。ほんとに少しだけど。