雲の中を散歩

その笑顔に騙されっぱなし

『聖の青春』

ちょっと遠出して「聖の青春」観てきた。観に来てよかったな。
村山聖九段の亡くなられた29歳は今の自分の歳。やりたいことはやっておきたいし、会いたい人には会っておきたい。死と向き合うのがこわくて、自分に言い聞かせないとすぐそれを忘れる自分が情けなくもある…が、力を与えられる映画だった。
大迫力の映像美とかそういうことはないけれど、対局の緊張感を体感するのに、映画館という場所で観る意味があるなと思った。将棋のルールを再確認してからいけばよかった(知らなくても大丈夫な作りだと思う、私は駒の基本の動かし方がわかるくらい)。
松山くんの役作りで体重増やしたことにフォーカスあてられるだろうけど、その取り上げられ方が動員につながればいいよね。そしてこれ東出くんめちゃ当たり役なのでは。存在感や仕草がこの映画の中の羽生さんにぴったりだったな。あとはみんな筒井道隆さん観てきて!

いつもならやらないけど、今日は我慢する気分にならなくて、チーズケーキ3種、シェアして食べた。